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※2021年2月28日、北海道札幌市にある「盤渓スキー場」で級別2級に再度チャレンジしてきました。
結果大回り66点、小回り66点、シュテムターン65点の2点加点で無事昨年のリベンジを果たすことができました!
受験した息子は小学4年生で9歳になりました。昨年キロロスキー場で不合格だった動画と合わせて本年度の合格の滑りをアップしていますので、見比べて少しでも今後の参考になればと思います。
スキー検定で、最初の難関になるのが、級別2級検定ではないでしょうか。
3級までとは違い、練習もそうですが、スクールなどに入りしっかり練習しないと中々、合格させてくれません。
特に、これから、お子様の級別2級の受験を考えている親御さんに、少しでも参考になればと思い記事を書きました。
今回受験したのは、私の次男です。
小学3年生で、幼稚園の頃からジュニアスキースクールに入っています。
年間、45回はスクールで滑っていますが、今回は、
大回り65
小回り64
シュテムターン64
で、マイナス2点で不合格でした。
不合格の中で何が悪かったのか、検証していきますので、何か参考になればと思います。
2020年、スキー検定2級、大廻は65点キロロスキー場
動画が見づらいかもしれませんが、
この滑りで、65点がもらえています。
大回りのポイントは、
スピードコントロール(暴走しない)
外足に、しっかり乗る
この2点は守りましょう。
これができるようになるには、相当乗り込まなくてはいけませんね。
2021年、スキー検定2級大回り66点、盤渓スキー場
66点(1点加点)
昨年と比べるとポジションが良くなったことでスピードにも対応できるようになってきました。
そのポジションが良くなった理由は、滑走回数かと思います。年間45滑走はするので少しづつ身体が覚えたようです。
ポジションが良くなると後傾も直ってきましたし恐怖心が薄まり身体の力が抜けてきているのもわかりました。
2020年、スキー検定2級、小回りは64点キロロスキー場
見ての通り、
スタンスが広すぎます。
講習の時に、インストラクターから指摘はされていたのですが、即席で直すことは不可能でした。
スピードコントロールは出来ていても、
足がバラバラでは、級別2級は受かりませんね。
小回りのポイントは、
スピードコントロール
安定感のあるパラレルスタンス
この2点。
2021年、スキー検定2級小回り66点、盤渓スキー場
66点(1点加点)
昨年と比べると、スキーのバラつきがなくなり広かったスタンスも直ってきています。
また、しっかりスピードコントロールができていて落下速度も一定です。
一年で身体もしっかりしたことも大きな原因ですが、やはり大回りでも述べましたが回数を乗り込んだことによるポジションの良さが、この滑りに結び付いたのかと思います。
小回りもしっかり外足に乗れるまで滑り込むことが大事ですね。
2020年、スキー検定2級、シュテムターン64点キロロスキー場
このシュテムターン、苦手な子が多かったですね。
点数が出なかった子のほとんどが、ターン前半で開いた外足に、乗れていませんでした。
体重が内足に残ったまま、ターンを仕上げるので、スキーに圧がかからず、バランスの悪い乗り方になっていました。
シュテムターンのポイント
開いた、外足にしっかり乗る
谷回りで、スキーに圧をかける
普段、やらない滑りなので、練習量を増やす
この3点。
2021年、スキー検定2級シュテムターン65点、盤渓スキー場
65点
今回のシュテムターンはギリギリの合格でのした。
3人の審査員の点数が、65、65、64でしたから危ないところです。
3種目で一番点数が出ていませんが単に練習していないことが原因です。
インストラクターも口をそろえて言いますが、ジュニアのシュテムターンの合格率があまりよくないとのことです。
しっかり練習すれば差ほど難しいことではないのですが、特にジュニアの方はシュテムターンをする意味を理解することが先決かもしれません。
逆にシュテムターンで点数を出すことで級別2級の攻略に近づくのではないでしょうか?
ジュニアの皆さん、2級合格に向けてシュテムターンを練習しましょう!
スキー2級の合格率
ピントがぼけていてすみません。
今回は、19名が受験し、合格者6名ですから、
約30%の合格率になります。
大半がジュニアスキーヤ―でしたが、
受験している子のほとんどは、試験会場になった、スキー場のジュニアスキースクール生で、年間滑走回数も、20回~45回は滑っています。
それでも、落ちる子がいますので、
級別2級は、簡単ではありません。
級別2級のレベルは?
SAJでは、上級者と判断しています。
ゲレンデでは、上級者のくくりに入ると思います。
ただ見る人のレベルで見方も変わりますよね。
スキー初心者から見ると、「すごくうまい!」となるでしょうし、
クラウンや、テクニカルを持っている方からすると、「頑張りましょう」となるかもしれません。
参考になるかわかりませんが、2級を落ちた息子の、練習風景動画を乗せておきます。
見ての通り、後傾ですので、ポールについていけません。
しっかり外足にのれていないので、安定感がありませんよね。
その結果、タイムも遅くなります。
ポール練習や、不整地、パウダーなど様々なバーンで、年間45回も滑っていても、合格できなかったので、級別2級のレベルは高いと見ていいでしょう。
※ 息子の才能の問題もありますが。
スキー2級検定に使用する板は何がいい?
結論から言いますと、
2級になると、急斜面を試験バーンに使用する検定場所もあるので、
ある程度、しっかりした板を選択するべきです。
スピードを出した時の安定感がまったく違いますので、検定の時は安心して乗っていられます。
とは言え、
今回の2級試験では、幼稚園の年中さんの子も合格していました。
履いている板も、ハイグレードの物ではありませんので、一概にはいえません。
2級を受験される方は、スキーが好きな人だと思うので、長く乗るためにも、
ハイグレードのスキーが良いでしょう。
スキー、級別2級検定まとめ
いかがでしたか?
不合格の記事なので、参考にならなかったかもしれません。
ただ、これから2級を受験される方は、特に、シュテムターンを練習しましょう。
普段やらない滑りですし、難易度の高い種目ではないので、練習次第では、高得点が出せそうです。
2021年級別2級検定、再挑戦まとめ!
4度目の挑戦で合格することができました。
やはりスキーは回数をこなさないとうまくなれないスポーツなので、地道に滑り込むことが何より合格への近道だと思います。
ポジションがよくなれば後は上達が早いです。
次は級別1級を目指します。
今月中に1級を受ける予定なのでまたその模様をアップいたします。
検定場所 | キロロスキー場 |
日時 | 2020年1月19日 |
検定場所 | 盤渓スキー場 |
日時 | 2021年2月28日 |